20235/1
ゴールデンウィーク、そして来たる夏に向けて。
現在石垣島のホテルは、観光客を迎える準備に勤しんでいます。
そのための改修依頼を受けることが多くなっていて、今回も米原ビーチ近く、前回と同じリゾートホテルで扉製作をしてきました。
1階エントランスの壁に、新たに開口して入り口を作ります。
まず枠を取り付け、その寸法を実測して扉を製作。
図面も現地で手書きでおこない、時間をかけないようにしました。
枠の内側には、よくフローリングに使う床材を二枚合わせで使用。
溝堀り加工をおこなわず、幅9ミリの止枠材でしっかりと床材を挟みこみ、加工時間を短縮します。
結局丸一日の作業で完了しました。
工場製作でおこなうよりも、かなり早くできたと思います。
ホテル関係者各位、急な改修が必要になったらご相談ください。
シノハラ工務店は全力で対応いたします!
20234/29
今回は漏水の改修工事です。
米原ビーチ近くにあるリゾートホテルの、その3階レストランが現場です。
入口のドア下から漏水しているとのことで、再び漏れないよう改修しました。
まずは防水材の塗布。
そして防水モルタルで漏水箇所を固めました。
濡れてしまった部分の床板も復旧。
その床板復旧には、実は新しい道具を使用しました。
その名も「型取りゲージ」。
よくユーチューブで見かけていたので気になっていたのですが、いざ購入してみるとこれが優れもの。
何本も針金を束ねたような道具で、写し取りたい形に当てると針金が動き、型取りができるのです。
型取った状態で、そのまま木材に置き、あとは鉛筆でなぞるだけ。
これだけでピッタリはまる木材加工が可能になります。
これ作った人、天才です。
簡単手軽に形状を写し取ることができるので、みなさんもぜひ使ってみてください!
20234/5
今度はバーカウンター!
最近木工で色々な物を製作しているシノハラ工務店ですが、今回はこれです。
木目調のバーカウンターの設置になります。
場所は自衛隊庁舎内で、従来あったカウンターのリフォームです。
木材価格高騰の影響もあり、安価な杉材で製作をおこなうことにしました。
木目が綺麗な杉材が安いのは、含水率が高く、乾燥収縮の問題があるからです。
そこで板の隙間処理にひと工夫。
市販のパテ剤では杉板との風合いが統一できないこともあり、ここで古の知恵を借りました。
それが「こくそ」の使用です。
「こくそ」は木の粉、いわゆるおが屑を使用したパテのようなものです。
昔はこれを家具作りに使用していたそうです。
ステンレスパイプはNTYさんからご提供いただきました。
安定し、強度がしっかりしていて、非常に信頼性が高いものでしたね。
手作り感満載のカウンターに仕上がりましたが、どうです悪くないでしょ?
ちょっと一杯ひっかけたくなる落ち着きがあるかな、と満足の出来でした。
20232/23
新しい事務所には新しい机と椅子を。
というわけで、いざ購入しにニトリへ・・行きませんでした。
いや、ここで自作してこそのシノハラ工務店!
と、その足をメイクマンへと方向転換。
杉材を購入してきました。
木工で机と椅子を制作します。
かかった材料費は机が五千円、椅子が二千円程度。
それほど手間をかける時間もないため、簡易に制作しました。
ほぞ穴加工もしてません。
都合四時間ほど黙々と作業すると、両方ともできあがりました。
柔らかい杉材は適度にしなるため、座り心地もいい感じ。
自分が使いやすく、かつ事務所のスペースを無駄にしないサイズで作ったので、満足感が半端ないです。
今後ニトリに行くことはないかもしれない?なんてことを思ったりして。
20232/3
昔の職人がおこなったプロフェッショナルな仕事との出会いがありました。
今回とある市内の事務所に赴きました。
既存の床シートを剥がし、新しいものに代えるお仕事です。
まずは床シートを剥がし、表面処理。
段差を埋めるためにパテで処理をおこない、綺麗に均していきます。
その既存の床シートが、これが剥がすのが難儀で。
それはつまり、この施行をおこなった職人が、手を抜かずに床シートを貼っていた証拠でもあります。
まあ、そのお陰でこちとら大変だったわけですが。
現代の職人である私も、負けじときっちり仕上げてきましたよ。
床シートはお客様にホームセンターで選んでいただいものです。
喜んでいただけたようで、こちらも嬉しくなりました。
20232/2
以前小浜島の記事で「小規模なら」と書いた屋上のウレタン防水塗装工事。
技術向上により130m²程度の規模でも対応できるようになりました!
これはシンエイ塗装さんの技術サポートのおかげです。
今回もそんなシンエイ塗装さんのご協力のもと、白保地区でウレタン防水塗装工事をおこないました。
これまでで最大規模の塗装工事です。
もちろん規模が大きくても、下地処理に手を抜くことはありません。
広い屋上を隅から隅まで高圧洗浄機で水洗いしていきます。
そしてプライマーから防水塗装2層塗り。
最後に防水トップコートで締めです。
この防水トップコートを7年に1度くらいで塗り替えれば、防水効果は持続します。
しかしこの規模で使用する塗料の量といったら。
実はこの写真のものだけでは足りず、7缶追加しています!
20231/24
お客様がお困りなら何でも請け負うシノハラ工務店。
今回は空港施設内のタイルカーペット張り替えをおこないました。
ピールアップ工法というタイルが剥がしやすい施工方法を採用。
そのために必要なピールアップボンドの入手が石垣では困難で、準備段階はてんやわんやでした。
また、施工時にあまり物音を立てることができない環境だったため、気を使いながらの作業となりました。
しかし、そんな苦労の甲斐もあり、仕上がりは抜群の出来。
それは写真からでもわかるのではないでしょうか。
また苦労があったとはいえ海が見える見晴らしの良い現場だったので、作業は気持ちよくおこなうことができました。
最高の現場で最高の仕上がり。
満足のいく仕事が今回もできたな、と感慨に耽るシノハラ工務店でした。
20231/17
みなさま遅ればせながら、明けましておめでとうございます!
今年もシノハラ工務店は、みなさまのお役に立てるよう頑張っていきます。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
さて、みなさまのお役に立つために、何より大事なのが仕事をきちんとこなすための「体力」です。
その「体力」を鍛えるため、ではありませんが、石垣島マラソンを走ってきました。
日本最南端の市民マラソンで、今年はあの川内優輝さんが優勝しましたね。
もちろん私もフルマラソンへのエントリー。
その結果は…見事完走です!
途中何度もリタイアを考えましたが、沿道の方々のご声援で何とか最後まで走りきりました。
いや、正確にいうと、歩ききりましたでしたが。
制限時間3分前、まさにギリギリの完走。
それでも走りきれたことは、新年から幸先いいぞ!と一人盛り上がるのでした。
202212/24
今年もクリスマスイブですね。
みなさま、どのようにお過ごしでしょうか?
私たちはもちろん・・・仕事です(涙)。
というのは冗談ですが、年末でもみなさまのおかげでお仕事いただいてます。
こちらは古いシャッターを解体し、新規のものを取り付けるお仕事。
シャッターの取り付けは、KAITOアルミさんにお願いしました。
現在那覇に本社がありますが、KAITOアルミさんは石垣で創業された地元で愛される企業です。
シャッター取付後は、軒天井に下地を組みます。
そこにべニヤを下貼りし、杉の羽目板を貼っていきます。
杉の羽目板は防腐処理がされていて、室外施工にも安心して使用できます。
そして最後は水性塗料で仕上げました。
小規模の塗装工事であれば当社で対応可能なので、工事費を抑えることが可能ですよ。
しかし、シャッターの解体とスクラップ搬出は、大変でした!
202212/14
3D図面作成のリフォーム案件ですが、実際に制作、施工と相成りました。
引き戸は、ソフトクローズ機構を採用。
閉まり切る直前に自動でブレーキがかかるので、誤って強く閉めても「ドン!」という音がしません。
そんなソフトクローズ機構用の金具は、京都E-JIRO商店さんからご提供いただいた物です。
おかげでお客様のご要望通りに完成しました。
京都E-JIRO商店さん、ありがとうございます!
引き戸の製作はまず木枠を組み、トリマーで羽目板用の溝を掘って、そこに板をはめ込んでいきました。
上部の丸い小窓には、安全性からガラスではなくアクリル板を使用。
最終的に、メーカーから購入するより安価で仕上げました。
また引き戸用の三方枠も制作しています。
手前味噌ながら、三方枠の施工誤差は僅か1ミリ。
満足のいく仕上がりで、お客様にも喜んでいただけたと自負しております。
202211/16
石垣島と西表島の間に位置し、マンタが見られるダイビングスポットで有名な小浜島。
今回はそんな小浜島に出張です。
お仕事の内容は、戸建ての屋上ウレタン防水塗装。
沖縄の家は台風対策や降雪がないなどの理由で、屋上が平らに作られています。
そのため水が溜まりやすく、雨漏りの原因になることも。
そこでウレタン防水塗装が必要となるのです。
作業はまずコンクリート面の洗浄から。
実はこれが結構大事で、ゴミなどが入るとそこから塗装が剥げてきます。
次にプライマー塗装。
そしてウレタン防水の中塗りから、最後に仕上げ塗布です。
今回は石垣島のシンエイ塗装さんから技術的なサポートもいただいてます。
この様な小規模の案件であれば、弊社でお安く施工可能です。
興味ある方は、このホームページ内の「お問い合わせ」からご連絡くださいね。
202211/06
シノハラ工務店の仕事は、まずお客様からご連絡をいただき、現地へと足を運ぶことから始まります。
そこでお客様からの細かいご要望などを伺い、それを踏まえご提案をさせていただきます。
ゼネコンでの長い経験から、大抵のご要望にはその場で最適解をご用意できます。
ただ、ときにはより具体的なイメージが必要になる場合があり、そこで役に立つのがこの3D図面です。
実際に施行をおこなったときの部材バランスを確認するために、この3D図面はとても役にたちます。
またこれを描くことで、細かい部材の納まりも検討することができます。
そして何より良いのが、完成イメージをお客様と具体的に共有できることです。
お客様もこれでより安心して、弊社に工事をお任せいただけるというわけです。
202210/04
皆さまにお知らせがございます。この度弊社は、合同会社へと会社形態を変更することとなりました。それに伴い、会社名も「シノハラ工務店」という名前に変わります。皆さまにおきましては特に何も変わることはございませんので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
202210/04
今回は石垣市内でクッションフロアの張替え工事を行いました。既存の床を剥がして新しいクッションフロアを貼るのですが、それが結構大変!かなり力の要る作業で、かつて大学の部活で鍛えた私も大苦戦でした。それでもスタッフ2人がかりでどうにかこうにか剥がし終え、そこで一息つきます。その後接着剤を塗ってクッションフロアを貼る作業となりますが、そのときに気を付けるのが空気を入れないことです。この空気抜きにはコツがあり、そこは職人としての腕の見せ所。今回は木の板を床材に滑らせて空気を抜いていきました。施行中に接着剤が足に付かないよう注意することも必要です。折角の新しいクッションフロアを汚してしまいますからね。
20229/25
9月23日小浜島へと出張してきました。素敵なコテージのエントランス改修です。画像はタイルを剥がしてモルタルで仕上げている様子です。ホウキ目をつけるのは、滑り止めのためです。モルタルはそのままだと雨の日結構滑るんですよね。しかしこの日の小浜島はほんと暑かった!ちょっと熱中症になりそうなくらいでした。石垣島からそれほど離れていない小浜ですが、ここはまだまだ真夏のトロピカルアイランドでしたね。観光客のみなさま、もう10月になりますけど、去り行く夏を追いかけにぜひ小浜島にいらしてくださいね!
20228/23
石垣港のすぐそばにあるバスターミナル。そこに隣接する建物、東バスターミナルビル2階にある「居酒屋うるま」さん。島の食材にこだわった創作料理で人気のお店です。最近は満席になることも多いので、いらっしゃるときはご予約することをお勧めします!と、ひとしきり宣伝を展開したところで笑、ここからは工事のご報告。そんな「居酒屋うるま」さんの内装工事を今回行わせていただきました。窓のアルミサッシに木製の格子を付けるという作業です。下地材を鉄板ビスでサッシに取りつけてから、仕上げ材をビスで止めています。昨今木材も価格が高騰していますが、ギリギリ値上げ前の値段で購入でき、ほっと胸をなでおろした今回のお仕事でした。
20227/31
7月25日宮古島へと飛びました。目的は伊良部島にある賃貸アパートのクロス貼り見積もりです。伊良部島には宮古島から「無料で渡れる日本一長い橋」である伊良部大橋を通って行きました。その景色の美しいことといったら!宮古島は現在建築ラッシュでも起きているようで、あちこちで建築現場を見かけました。その工事関係者が借りているからなのか、なんと宮古島ではレンタカーが借りられず!もっぱら移動はタクシーとなってしまいました。次来るときは折り畳み自転車でも持参しようかな?もしくは健康のために歩きというのもありか?!
20227/31
石垣市にある賃貸アパートの原状回復工事を請け負わせていただきました。天井の一部剥がれたべニア板張り替えに始まり、くたびれたクロスを剥がしてからのパテ埋めと表面処理。それを終えるとまっさらなクロス貼りです。そして窓格子の破損補修や障子貼り、シャワー室の換気扇の交換までを滞りなく終えると、そこには新しい入居者を待つピカピカの物件が!日当たりも良く、眺望も最高。3LDKなのでご家族でお引越しをお考えの方にお勧めの物件ですよ。
20224/24
石垣市内の居酒屋うるまさんのエントランスの改修工事をしました。エントランスのガラスに和風のフィルムを貼っています。アルミサッシには新たに木製の格子を取付けました。格子の太さにオーナーさんのこだわりがあり、良いものに仕上がっていると思います。
20223/24
石垣市内の居酒屋うるまさんの改修工事をしました。壁が汚れてきているとのことでしたので、ペンキの塗り替えと一部クロスの張替えをしました。内装も落ち着いた和風に仕上がっており、バスターミナル近くにありアクセスが良いので、人気のお店になると思います。
20223/23
新川市内の2階建ての住宅の2階部分を民泊に利用したいとのことでした。室内階段は塞いで鉄骨で補強して、開口部を無くしました。外壁に1.6mX1.6mの開口を空けて、アルミサッシを取り付けました。予算の関係上、ヤフオクで購入したサッシを取り付けました。どこかの現場で余ったものらしく、値段が破格に安かったです。YKKのものなので品質に問題はないようです。間仕切り壁の追加と仕上げはクロスでした。床はクッションフロアを貼りました。
20223/21
クロスの張替えにかかる費用ですが、6畳間の張替えで6万円くらいです。傷補修程度でしたら5000円ポッキリで対応します。クロスの材料費は600円(1m当たり)で、施工費は900円(1m当たり)です。